従業員一人当たりの月額が決まっていて利用する従業員数分の会費を支払う形で提供されるタイプが一般的です。従業員は、英会話や飲食店、宿泊施設などのほか、ジムやレジャー施設まで、付与されたポイントから、あるいは優待価格で利用できます。さらに、ひとつのサービスをピンポイントで提供してくれるタイプのサービスも人気の福利厚生です。オフィスコンビニやフードデリバリー、マッサージなどもあります。
少子化による人手不足が拡大する中、ワークライフバランスを重視する人が増えました。給料よりも働きやすい環境を重視する人にとって、福利厚生が充実している会社かどうかは、入社を決める重要なポイントとなっています。よりいい人材を確保するため、そして定着率を高めるためにも、福利厚生の充実が中小企業でも重要になってきています。しかし、自社で用意するには、コストがかかりすぎますし、人手も足りないため、福利厚生代行サービスが増えてきた経緯があります。
福利厚生の制度が整っている大企業では代行サービスは必要ないかもしれません。しかし、福利厚生の専門知識やノウハウがない中小企業では、自社で制度を用意しようとするのは難しいでしょう。そこで、専門業者に任せることで、従業員は自社のコア業務に集中できます。費用対効果を考えると、法人の福利厚生は、代行サービスの利用がおすすめです。
福利厚生代行を利用することで、余計な業務を削減でき、業務の効率化が図れます。また、トレンドを抑えたサービスを提供してくれるので、従業員の満足度が向上し、仕事への意欲も高まるでしょう。必要なサービスだけを導入でき、ニーズに合わせて柔軟に変更もできます。福利厚生代行を利用するメリットをまとめましたので、参考にしてください。
